プロの楽曲を聴いていると、ギターの音色がものすごくキレイと感じる時があります。
アマチュアではここまでキレイなギターは録音できないと思ってしまうほどで、
どうやったらここまでキレイにギターを録音できるんだろうと不思議に思ったことはありませんか?
私もキレイなギターを聴くたびにどのように録音しているのか気になっていました。
ある雑誌を読んでいた時にそのヒントが見えた気がするので記載しておきます。
キレイなギターを録音するためには、さまざまなマイク、角度、距離で録音することが条件のようです。
さらにラインで録音したギターも混ぜて、聴こえ方を調整するというものですね。
たとえば、まったく違うメーカーのコンデンサーマイクを5本用意して
それぞれで録音して、さらに角度や距離を変えてみる。
さらにラインでも録音して、バランスを整えていく。
言ってしまえば、音のミルフィーユといったところです。
何層にも何層にも重ねて、響き方を調整することでキレイな音色を作れるというものです。
単純にアンプシュミレーターやアンプ録音をするだけではキレイな音は録れません。
近づけることはできると思いますが、奥行や深みはまったく違うものになるはずです。
実際にひとつのギターリフを何個かのマイクを使って録音し、何層にも重ねてみたのですが
これが見事にキレイな音になりました。
もちろん、プロの現場で使われているマイクで録音すればもっとクオリティは上がるでしょう。
でも、コスパがいいマイクを何本か使うだけでもそれなりのレベルにはなります。
最終的にどのような響きのギターにしたいのかを明確にして調整します。
ちょっと面倒な作業になりますが、完成すると明らかに以前とは違うギタートラックが完成しますよ。
DTMだからこそ出来るワザといってもいいかもしれませんね。
MTRなどでやったら気が遠くなる作業だと思います・・・汗
ギターの音にこだわっている人はぜひ試してみてください。
あ、DTMをやっていない人はこれを機にDTM入門でもw
それでは素敵なDTMライフを~